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2014年12月8日月曜日

夜のにおひ

私の自宅からわずか一分圏内に自販機があるのは周知のことだと思うので割愛する。
私の散歩といえばそこに冷たい缶コーヒーを買いにいく、くらいなものである。

作業をひと区切りし、夜のお散歩へと繰り出す。

「夜の空気」というのが私は昔から好きである。
中でも「夜の匂い」は子供の頃からこの歳まで、ひと呼吸するごとに何故かワクワクしてしまう。とにかく特別な想いを抱いている。

満天の星空のもと夜の空気を堪能する。大きくひと呼吸。

ふと不思議な感情に囚われた。いつか嗅いだことのある「夜の匂い」だ。

記憶を辿ってみると「それ」は十年ほど前の学生だった頃、友人と深夜まで遊び倒したときに嗅いだ「夜の匂い」と一緒であった。

10年前の12月8日。僕は全く同じ「夜の匂い」を嗅いでいた。
友人とは疎遠(というほどでもないが)になってしまったが、10年後の今も変わらず同じ「夜の匂い」と私は出会った。

磨耗していく記憶の中、「匂い」などというひどく曖昧なもので若かりし頃の自分や友人と繋がっている気がして。ほんのちょっぴり嬉しく優しい気持ちになった。

缶コーヒーを買いにいく散歩のほんの数分で過去と邂逅し、私は作業へと戻るのである。

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